PROJECT #19
金沢中央卸売市場未来開拓プロジェクト
プロジェクトHESOでは「探究的な学び」を中核とし、参画者の皆さまと共に、社会に開かれた教育課程の実現を目指します。
また、先端技術や教育データなどさまざまなリソースを積極的に活用し、従来の学校教育の枠を超えるなかで新たな教育モデルを生み出していきます。
【5校園の連続性を生かした未来教育】
附属学校園将来構想<金沢モデル> アクションプラン
学校間を超えた教員の交流体制を構築し、
系統性を確立する中で5校間で連携しながら資質・能力を育成する学習指導要領の理念に「社会に開かれた教育課程」が掲げられています。教育課程は学校がつくるものですが、理念の「社会に開かれた」 という部分がどうしても省かれてしまいがちです。つまり、学校と社会の間には非常に高い垣根が存在します。その垣根を何とか低くしたいところですが、授業をもつ教員が各々の力で崩していくことは難しいというのが現状です。さらに、企業や行政と一緒になって同じものを構築していく際のコミュニケーションは決して簡単なものではありません。そこで、金沢大学附属学校園では、この課題の解決に向け、コラボレーション推進室を設置しました。
プロジェクトHESOの中心となるのが、年齢に応じた「社会イノベーション創造プログラム」の実施です。5校園に通う3歳から18歳の子どもたちが自ら発見し、感じた実社会の課題に対し、さまざまなパートナー(地域人材・行政機関・一般企業・大学研究室など)の協力を得ながら、解決へのロードマップを子ども自身が模索します。 推進室はパートナーの新規開拓や連携調整を行い、子どもたちが主体的に考えて動く「考動体験」 を促します。
昨今の教育現場では、現場が若返り、従来のOJTが機能しづらくなっています。これまで教育の中で大事にしてきた「経験と勘」は尊重しながらも、個別指導記録(スタディ・ログ含む)のデータを活用するなかで、きめ細かい指導を目指していきます。 データ収集および蓄積にあたり、学校職員がシステムを構築することは現実的ではないため、スズキ教育ソフト株式会社と研究協定を結び、システム開発にも取り組んでいます。
プロジェクト活動は、教室での授業参加(年間約4回)、状況の共有・報告・授業内容打ち合わせ(年間約4回)と、計8回程の活動を予定。(プロジェクトによっては2〜3か月や半年間で終了するものもあるため、活動期間や進行状況により、活動回数は変動の可能性があります。)
コラボレーターとして参画した場合、どのように子どもたちやプロジェクトに関わり、進行・着地していくのかなど、
実際に活動したプロジェクトについてご覧ください。金沢中央卸売市場未来開拓プロジェクト
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