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石川県立図書館課題解決プロジェクト

#小学校 #6年生

石川県立図書館課題解決プロジェクト

プロジェクトのはじまり

令和5年度の6年生における総合的な学習の時間は、公共施設について考えるところからスタートし、昨年度(2022年度)に開館した石川県立図書館を見学に行くところからスタートしました。

2022年7月、金沢市小立野の旧金沢大学工学部跡地に移転建替された石川県立図書館(愛称:百万石ビブリオバウム)。建築家の仙田満+環境デザイン研究所が設計を手掛け、円形劇場のような迫力ある大閲覧空間や独自の図書の配置方法、椅子や照明のこだわりなど、従来の図書館にはない工夫が凝らされています。授業ではまず、石川県立図書館のことを知ろうと、現状や特色について調べました。6年生児童は実際に県立図書館に足を運んだことがある割合も多く、その中で気づいたことや、県内にある県立図書館以外の図書館(泉野、玉川、海みらい、野々市カレードなど)との違いや特色についても探っていきました。子どもたちからは「図書館の空間が違う」「椅子が変わっている」など、いろいろな気づきがありました。

まだ県立図書館に行ったことのない児童もいたことから、6月に6年生のみんなで実際に図書館に見学に行きました。 その後、図書館見学で出た疑問などを職員の方に話を聞いてみようと、7月、同図書館利用推進課・宮原佑介さん、同図書館司書の立海恵さんが来校。宮原佑介さんからは、図書館の現状やさまざまな課題について話がありました。
子どもたちは、図書館をより良くするにはどうしたらいいのかな? たくさん人が来る図書館にするにはどうすればいいのかな? 自分たちには何ができるのかな? と話し合う中で、「県外の観光客を増やすにはどうしたらいいか」「インバウンド客を増やすにはどうしたらいいか」「もっと貸出数(カード登録者数)を増やすにはどうしたらいいか」の3つに絞り、各クラス、それぞれのテーマについて学習を進めることになりました。

同図書館利用推進課・宮原佑介さんは、このプロジェクトへの期待について次のように話します。
「県立図書館は、開館初年度、目標としていた来館者数100万人を達成しましたが、2年目となる今年度以降も多くの方に来館していただきたいですし、図書館としてできることはたくさんあると感じています。図書館の課題や、こうすればもっと良くなるというアイデアを若い人たちからの視点で提言してもらうのは、僕たちにとっても刺激になりますし、図書館にとっても良いと思います。より魅力ある図書館にするため、子どもたちと一緒にこのプロジェクトを進めていきたいですね」

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