５年児童が金沢市中央卸売市場に見学に行き、１年間の学びの成果を市場関係者に発表してきました。１組は【フードロスを調べて知った規格外野菜】、２組は【野菜のアップサイクルや加工による延命】、３組は【新しい市場の思い描く姿】をテーマとしています。児童らはこれまで取り組みについて熱を込めて伝え、市場関係者の方々は真剣に話を聞き、思い思いに反応を返していました。
以下は、児童と市場関係者の反応です。
- なかなか手応えがあったような気がしました。市場で働く人たちがなるほどなぁってうなづきながら聞いたり、真剣に質問してくれたりしていたからです。自分たちがやってきた事が少しでも世の中に広まればいいなぁと思いました。（児童）
- まずは、本当に子どもの発想に驚きました。我々は日々の業務の中で、どうしても枠があるんだと思います。ただ、彼らにはそれがないので、そこから学ぶものってあると感じました。建て替えの問題についても真剣に向き合わないといけないなと感じています。（市場関係者）
- 普通水族館をつくるなんて考えないですよね。でも、言われてみたら、できないこともないんじゃないかなって。柔軟な発想をもたないといけないのは、我々大人なのかもしれませんね。本当に真剣に考えていることが伝わり、心のそこからすごいと感じました（市場関係者）
- 野菜活用レシピもアップサイクルの発表からも、自分たちで考え、行動し、それからまた考えるということを何度も繰り返してやってきていることが伝わってきました。これって本当にすごいことだと思うんです。こんな取り組みをする子どもたちがいるなら、まだ未来は明るいかもしれないですね。（市場関係者）
なお、本取り組みはメディアにも取り上げていただきました。
