今回は「新たな動きをうみだす気づきの仕掛け」をテーマに、金沢未来のまち創造館3階VIVISTOP KANAZAWAで活動する大野愛弓氏(特定非営利活動法人VIVITA JAPAN 理事)をゲストスピーカーとしてお迎えしました。
前半はVIVITAの理念やこれまでの活動についてご講演いただきました。参加者のみなさんに事前に質問受付用QRコードを読み込んでいただき、常時質問を受け付ける双方向スタイルで実施しました。大野氏には質問に柔軟にご対応いただき、参加者の関心に合わせてお話をしてくださいました。
後半は、これまでの大野氏の実践の背景にある「可視化されていない部分」についてお話いただきました。VIVITAは活動を始めてから現在に至るまで変わり続けてきたこと、また、その背景にあった出来事についてお話いただき、今回のテーマである「新たな動きを生みだす気づきの仕掛け」につながるヒントをいただきました。
以下は、参加者の感想です。
- 大人がリミットを作らない、子どもを待つ、というのが大切だということ。大野さんの最後の話を聞いて、私も小学校という制限はある場だけど、自分の個性を認められる、自分の生き方を好きだと言える子どもを育てたいと思いました。
- 未来をより良くする、社会課題がどんどん溜まっていく中、それに対して何かしようとする人が少な過ぎる。本当にその通りだと思いました。「ちょっとでも自分が動くことで、変えられると信じて欲しい」というのはとても頷きましたし、そういう志を持って活動している方が金沢にいることが、本当に救いだと思いました。
- 子どもたちが試行錯誤、紆余曲折しながら最終着地に辿り着く過程や、純粋な思いから本気で向き合う姿勢に、大人こそ見習わないといけないなと感じました。何事も一発で完成することはなく、やってみて、課題を見つけて改善する、トライ&エラーを繰り返すから質の良いものに変化していくのだなと学ばさせていただきました。