第3学年では、加賀野菜の学習をしています。3年1組では、二塚からしなをもっと有名にしたいという思いから、二塚からしなを育て、おいしい食べ方を発見しようと取り組んでいます。二塚からしなを育てている中で、「この育て方であっているのか確かめたい」「どれくらいの大きさになったら食べられるのか分からない」という声が児童から聞こえてくるようになりました。
そこで、その声の高まりにあわせ、二塚からしなを栽培している農家の矢野さんに来校いただき、児童の疑問に答えてもらいました。児童が調べた二塚からしなの育て方が正しいことや、どの大きさでも食べられることを聞き、早速家でおいしい食べ方を試してみようとやる気を高めていました。
また、児童は二塚からしなに対する愛着が非常に高まってきており、同時に多くの方に知ってもらいたいと気持ちを抱くようになりました。「より多くの方に知ってもらうにはどこかでお店で食べてもらうことが必要なのではないか」という考えから、現在、何か一緒に取り組みを行うお店がないか探しています。
以下は児童の感想です。
- 今日矢野さんに質問をして、ぼくたちが今育てている大きさでも食べられるということがはっきりしました。これから、この大きさで食べるレシピを考えたいです。矢野さんが帰りに、楽しかったと言っていたので、矢野さんに僕たちの思いが伝わり、喜んでもらえたと思います。矢野さんのからしなを有名にしたいという思いをきいて、ぼくたちも五郎島金時のようにがんばって、からしなを有名にしたいと思いました。
- いろいろ危ない病気があることや、アブラナ科を好む虫などがいることがわかりました。矢野さんに教えてもらった通りに育てて、収穫できるようにしたいです。矢野さんにも、からしなを有名にしたいというきもちがあることがわかりました。
- 矢野さんにせっかく教えてもらったから、これからも二塚からしなを広めていきたいと思います。矢野さんが最後に楽しいと言ってくれたので、私たちの思いは伝えられたと思います。