「ビスケットと人」というテーマとした行動分析をもとにビスケットを売り出す方法を髙﨑憲親代表取締役社長と佐竹美紗子氏(営業企画部)に向けて提案しました。
ビスケットのイメージを変えるためにおかずとの組み合わせを考えた提案や、ビーバーの認知度を活かし、ビーバーがビスケットを集めるゲームを作るという提案など多岐にわたったものが出てきました。高校生は思いをもって自身の考えをプレゼンし、髙﨑氏と佐竹氏は真剣に聞いていました。
また、終了後には座談会を行いました。吟味しきれなかったことをテーマに、ざっくばらんに話し合っていました。髙﨑氏と佐竹氏の質問やツッコミに恐れることなく、意見を述べている姿が印象的でした。プロジェクトは終了しましたが、この熱を帯びた取り組みが新たなものを生み出していきそうな予感がしています。
今回のプロジェクトは記事として取り上げていただいております。
https://www.chunichi.co.jp/article/766425?rct=k_ishikawa
以下は、参加者の感想です。
- いろんな意見が飛び交うし、それまでの積み重ね(今回の味見など)があって面白かった。グランプリ形式になっていることで自分たちの心も燃えたし、非常に面白かった。いろんな奇抜なアイデアが出てきて、すごく有意義な時間だった。これからも、もっと企業の方々とこういうことをしたい。(高校2年生)
- 普段の学校生活だけでは目にすることのない姿を見て驚きました。自ら課題解決に取り組み、学年を超えて意見し合い、大人に本気でぶつかっていく姿勢や態度は、閉じた教育現場だけでは育むことができないと痛感しています。結果ではなく、こういう取り組みに挑戦しようと踏み出した一歩を評価したいと思います。(生徒指導主事真木教諭)
- 非常に面白い内容でした。北陸製菓の方々との協議や生徒の自主的な動きに基づく、データの深掘りなどがあったからこその本日のアウトプットだったと思います。実社会とつながるという点でいい機会でした。(塚田副校長)
- 非常にレベルの高い内容で有意義な取り組みとなりました。ワークショップから一緒に活動する中で、企業の中にいる間に当たり前になってしまった盲点に気付かせてくれたり、新たな切り口での意見をもらえたりと企業としても私個人としても有意義な内容でした。何より型にハマらず独自の考えを持ち提案に繋げる姿勢に刺激を受けました。(北陸製菓株式会社佐竹氏)