髙崎社長は、高校生からの調査結果および提案内容をすぐに確認するために、社外の有識者を招いて緊急商品開発会議を開催しました。優秀賞を受賞した生徒が「ビスケットを食事に!」という発表の中にあったビスケットとラーメンの組み合わせの検証です。
以下は、有識者の一人として招聘された三谷産業代表取締役社長の三谷忠照氏のコメントです。
今回追加検証に参加いたしました三谷です。最初お話を伺った時は、いい感じにクレイジーな組み合わせだと思いましたが、米蜜ビスケットはほとんどのカップラーメンに対して基本的に合わないことはなく、”あまじょっぱい”食べ物として見た時には意外にも正統派な味わいとなりました。さらに、附属高校生の発想にヒントを得て北陸製菓様の『揚げビスケット』と組み合わせたカップラーメンも試してみましたが、こちらも香ばしくて大変美味しかったです。しかしながら、商品化に耐えうるかというと、いずれもあと一歩のところで、組み合わせによる妙味が出しきれていないと感じます。1+1が2を超えてくれなければ、米蜜ビスケットのブランド価値を毀損してしまう可能性もあり、商品化の見送りも致し方なしと判断いたしました。いずれにせよ、大人たちを本気で動かしたクレイジーなアイデアに賞賛を送りたいと思います。
今回の高校生達からの提案活動は、発表会の日に留まらず波紋を呼んでいるようです。