第6学年では石川県立図書館の見学以降、児童は図書館の興味をもったことについて自分たちで調べてきました。他の図書館に自ら見学に行き,比較を行っている児童が多々おり、自発的な動きがたくさん見られています。各クラスで議論するものの、徐々に「実際はどうなのか」、「職員の方に聞いてみないと分からない」という声が児童から聞こえてくるようになりました。
そして、その声の高まりにあわせ、石川県立図書館職員の宮原さん、立海さんに来校いただき、児童の疑問に答えてもらいました。新ためて多くの発見があったようで、さらなる展開に向けてやる気を高めていました。
以下は、児童の感想です。
- 私は県立図書館の2人の話を聞いて、県立図書館は他の図書館とは違う視点を考えて作られているのがすごいなと思いました。喋ることは他の図書館ではだめなのに、誰でも来れるということを考えて喋るのOKにしているのがすごいと思った理由です。二学期では、県立図書館のようにいろんな人のことを考えた視点で物事を考えていきたいです。
- 私は宮原さんと立海さんの話を聞いて、県立図書館には、いろいろな誰もが楽しむための工夫がしてあると思いました。「美術品を置く場所を人がたくさん通る場所にしてある」、「どんな気分の時でも行けるように椅子がたくさんあったりして、いつでも図書館に来れるようになっている」、「本に興味がない人にも興味を持ってもらえるようなイベントがたくさんある」、「障害を持っている方も来やすい」、「友達とも来やすい」など「たくさんの人に来てもらうために喋っても大丈夫な図書館になっている」などたくさんの工夫があったからです。二学期はそのたくさんの工夫がどのように影響しているかを知りたいです。