フランスパラ競泳チームとの交流終了後も、子どもたちからは継続したいという声があがっていました。オリパラ終了に伴い、金沢市オリンピック関連推進事業室は解体となりましたが、2022年より子どもたちの思いをもとに金沢市スポーツ振興課と新たな交流について考えてきました。世界水泳のため来日しているフランス人選手たちが金沢で合宿する際の文化交流企画のため、広く子どもボランティアを募集することになりました。
本日は第1回として、フランスチームを応援する「金沢からかみうちわ」の製作をすることになりました。表具職人(ふすまや障子などの職人)であり、職人大学校の講師でもある永嶋さんを講師に招き、和紙で風情のあるうちわを製作しました。柄は片面をフランス国旗、片面を金沢の伝統的な柄をモチーフとしています。伝統的な和紙で作るうちわの製作体験をしながら、フランスを応援するうちわを一緒に作ることができました。
以下は参加者からの反応です。
- フランス国旗と金沢の柄のうちわだったので、コラボしているみたいでよかったです。とても面白かったです。(小5児童)
- フランスに行きたくなってきました。それから向こうの文化も体験するようなこともやれればいいなと思います。せっかくいただいたご縁なので、ずっと続けばいいですね。(保護者)
- 授業でのきっかけがあって、そこに継続性がある。子どもたちの日常に(フランスが)入ってきているので、親もそこに共感したり、共有したりできるので、そういうのはありがたいです。(保護者)