６年２組では、石川県立図書館の来館者数増加を目指し、インバウンド客を対象とした新たなツアーを企画しています。児童が金沢大学の留学生をツアー客として見立てて実施しました。児童は文化体験事業を含む石川県立図書館ツアーのパイロット版を試行し、実際のインバウンド客に対して、図書館がどのように映るのかを感じ取りました。
ツアーでは、趣旨を英語で説明するとともに、図書館の概要をまとめた自作動画を参加者に紹介しました。留学生たちは図書館の見学を通じて非常に楽しみ、同時に図書館の魅力に気づいていました。また、ツアーの途中で書道や折り紙などの文化体験も行い、参加者は目を輝かせながら楽しんでいました。
留学生のフィードバックをもとに、さらなる新しい展開を考えていくようです。
以下は児童と参加した留学生の感想です。
- 留学生に「ツアーすごく楽しかったよ！」と言ってもらえて、県立図書館の魅力である椅子をたくさん紹介できて、めあては達成できたと思いました。日本文化の折り紙は「家に持って帰ってもやってください」と言ったら、すごく喜んでもらえました。（児童）
- 留学生に県立図書館の魅力を伝えることはできたと思うけど、金沢にはもっとたくさんの外国人が来るから、その人たちにも県立図書館を知ってもらいたい。（児童）
- 留学生が「こんな所もあるんだね」とか、「ここいいね」と、自分のお気に入りを見つけることができていたから、めあてを達成できたと思う。（児童）
- 子供たちが色々頑張ってきて準備を整えてきたんだなと思いました。お互いに交流することができ、とても貴重な経験となりました。また、新しく、広くて様々なサービスのある図書館だということが分かりました。スペースがたくさんあって窓からきれいな景色が見えるから、ゆっくり静かな環境で集中できる所だということもわかりました。（留学生）
