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和菓子の魅力を深く追求した1年間でした。

3組では、20代女性に和菓子への親しみをもってもらうこと目的として学習を進めています。

アンケート結果をもとに森岡さん企画会議を重ね、意見交換をしました。
話し合ううちに「和菓子のパッケージをおしゃれに」「プレゼントとして選べるように」という具体的なアイデアが生まれました。
試行錯誤を重ねながら、ターゲットに合ったデザインやコンセプトを工夫し、最初のスケッチよりもどんどん洗練されたものになっていきました。 提案資料やモックをつくり、森岡さんにプレゼンもしました。

私たちのアイデアを発表する「品評会」を開催しました。展示ブースを作り、20代女性をターゲットにしたパッケージデザインをプレゼン。

自分たちが考え抜いたアイデアに対して、票数という形で評価されるのは少し緊張しましたが、実際に意見を聞かせてくれたことは大きな経験となりました。

プレゼンを通じて、伝え方の工夫や相手の心を動かす難しさを実感しました。 活動が広がるにつれて、新聞やテレビの取材を受ける機会も増え、「和菓子の魅力を伝える素晴らしい取り組みですね」と多くの反響をいただきました。しかし、その中で「和菓子には歴史がある。そのことをもっと大切にしてほしい」という意見も寄せられました。

この言葉を聞いたとき、「一学期に和菓子の歴史をしっかり調べたのに…」「ターゲットを決めて取り組んでいるのに…」という戸惑いの声も上がりました。
でも、「この人はきっと和菓子が好きな人だ」「ちゃんと私たちの活動を伝えられていなかったのかもしれない」と気づき、和菓子の歴史や魅力を改めて伝えるために、1年間の取り組みを発表する場を設けることにしました。

校内発表では、先生方や他の児童たちが見に来てくれ、校長先生から「ただの思いつきではなく、しっかり魅力を知った上でアイデアを考えたことが伝わった」と評価をいただきました。
ただ食べてもらうだけでなく、和菓子の魅力を「味わってもらう」ことを大切に、難しさと面白さを感じながら夢中で1年間活動できました。

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