2025年7月31日、8月02日に「勝手に広報部!」の事前説明会が金沢市と七尾市の2会場で開催されました。
県内各地から集まった合計9チームの中高生が本プロジェクトに参加しました。
地域や学校の枠を超え、広報という切り口から企業の魅力を探る高校生たちが、第一歩を踏み出しました。
説明会では、まず「勝手に広報部!」の概要について、事務局より改めて説明を行いました。
プロジェクトの目的や今後の流れを確認する中で、生徒たちは自分たちの役割と目指す姿を具体的に思い描いている様子でした。

続いて、本プロジェクトのアドバイザーであり、これまで多くの広告制作を手がけてきた橋本謙次郎氏より、「新聞広告とは何か」をテーマにした講話が行われました。実例を交えながら、広告が持つ社会的意義や表現の工夫についての話に、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。

質疑応答の時間には、多くの生徒が積極的に質問。特に、今年の取材対象企業である「三谷産業株式会社」についての問いかけが目立ち、関心の高さがうかがえました。企業理解を深めた上で広告を考えていく意欲に満ちた様子に、今後の活動への期待が高まります。
以下は、参加者の感想です。
・新しい人に出会えて、とても面白かったです。特に広告の数々がさまざまなデザインや種類があって、感動しました。また、金沢の課題についての話も、金沢の状況の気づきが得られ、知らなかったのでびっくりしました。そして、深掘りの仕方やリアクションの仕方なども、おさらいすることができてよかったです。より三谷産業株式会社の見学が楽しみになりました。
・実際に新聞広告をみんなで見た時に内容も大事だけど、みんなをひきつけるデザインというものがとても大事なんだと思いました。また、プレゼンを作成するにあたって企業にどんな質問をしたらいいのかよく考えていきたいです。難しいと思うけど楽しくやっていきたいです。
・最初は緊張していたのですが、スタッフのみなさんのおかげでとても楽しめたと思います。また、新聞や広告のデザインなど日々の生活で学ぶことのできないことを沢山学ばせて貰いました。今日学んだことを活かして8月5日の見学をしたいと思います。
次回は、いよいよ三谷産業株式会社への会社訪問です。
リアルな企業の現場に触れる機会を通して、高校生たちの学びがどのように広がっていくのか、今からとても楽しみです。