3月9日、「IPPO企業視察ツアー」の成果報告会を開催しました。本イベントは、企業視察を通じて多様な学びを得た中高生たちが、その体験を振り返り、自身の変化や気づきを自らの言葉で発信する場として企画されたものです。視察先での出会いや、社会の最前線に触れたことによって、参加者それぞれの考え方や将来への視野に大きな変化が見られました。
当日は、金沢市の村山卓市長にもご来場いただき、高校生のプレゼンテーション一つひとつに耳を傾けながら、あたたかく、かつ力強いコメントをいただきました。市長の言葉は、若者たちの挑戦を後押しするものであり、参加した中高生たちにとって大きな励みとなりました。

また、報告会には約30名の多様な立場の方々が参加し、それぞれの視点からフィードバックを行いました。そのやり取りの中から、参加者同士の新たなつながりが生まれ、一部のグループでは今後の活動へと発展する兆しも見られました。単なる「報告会」にとどまらず、未来をともにつくる第一歩となるような、豊かな交流の時間となりました。
以下の写真は、「あなたにとってIPPOとは」を参加した中高生が表現したものになります。彼らにとって学びのある機会になったことが伺えます。

今年度の「IPPO」プログラムは本イベントをもって一区切りとなりますが、今年の実績と参加者の声を踏まえ、来年度も引き続き本プログラムを継続していく予定です。若者が社会とつながり、自分らしい未来を描いていくための学びの場として、IPPOは今後も進化し続けます。
来年度も、多くの中高生が新たな一歩を踏み出すための機会を提供してまいります。今後の展開にもぜひご期待ください。