2025年8月20日、一般社団法人金沢大学教育NewPlatformと共催のIPPO「勝手に広報部!vol.1」企画のプレゼン審査会が開催されました。このユニークな企画は、未来を担う中高生たちが三谷産業株式会社の広報担当となり、新聞広告を作成するものです。企業見学やリサーチを重ねてきた総勢11チームが、この日のために練り上げた集大成を発表しました。

各チームのプレゼンは、どれも個性的で、中高生ならではの斬新な視点が光っていました。綿密なリサーチに裏打ちされた説得力のある発表と、堂々としたプレゼンぶりに、審査員からも感嘆の声が上がりました。

どの作品も力作揃いで、審査員たちを大いに唸らせました。学生たちの熱意に応えるように、予定にはなかった審査員特別賞が急遽設けられました。さらに、各審査員が個人的に心を奪われた「私の推しのチーム」の発表も行われ、会場は温かい拍手で包まれました。
そして、厳正な審査の結果、金沢西高校の「じゃむ’s」が見事グランプリに輝きました。グランプリに輝いた彼らの作品は、9月に北國新聞の朝刊に実際の広告として掲載される予定です。どうぞご期待ください。

この企画を通じて、中高生たちは企業広報の難しさや面白さを体感するとともに、社会とつながる貴重な学びを得ることができました。自らのアイデアを形にし、人前で発表する経験は、彼らの将来の可能性を広げる大きな一歩となったことでしょう。
以下は、参加者の感想です。
・大人の前で、それに加えて審査をするという経験が今まで無かったので、素晴らしい経験になりました。発表する前は少し緊張していましたが、いざやってみると意外とやることができたので、自信にもつながりました。
・結果は残念だったけど、この日のためにチームで頑張れて良かったです。悔いは残ってないし、緊張はしたけど言いたいことは言えて、やり切ったという思いが強いです。
・今後は学校外の活動にも積極的に参加し、自分の知識や経験を積み上げていきたい。また、自分から積極的に発言することにも挑戦していこうと思う。

なお、この審査会の様子は、テレビ金沢のニュース(2025年8月20日放送)、北國新聞朝刊紙面(2025年8月21日発行)で紹介いただきました。
この企画は今後もVol.2、Vol.3と続いていきます。今後、どのような斬新なアイデアに出会えるのか、私たちも今から楽しみにしています。未来を担う中高生の皆さんの挑戦を、心よりお待ちしています。
テレビ金沢
“地元企業の魅力”を新聞広告に 石川の中高生が体験「勝手に広報部」 集大成の成果発表会
<審査結果>
・グランプリ 石川県立金沢西高等学校「じゃむ’s」
・準グランプリ 金沢大学附属中学校「福複附組」
・審査員特別賞 石川県立小松商業高等学校「美しい心」
<審査員>
三谷忠照氏(三谷産業株式会社 代表取締役社長)
橋本謙次郎氏(デザケン)
戸水吉信氏(一般社団法人金沢大学教育NewPlatform 副代表理事)
中村英樹氏(株式会社日本エージェンシー IMC推進本部 マーケティングチーム 部長)
<主催>
一般社団法人金沢大学教育NewPlatform
<共催>
金沢大学附属コラボレーション推進室
<後援>
石川県教育委員会、金沢市教育委員会、株式会社 北國新聞社