教師も学び続け、自身を変え続けることが必要です。
大人の学びの一環として、夏休みの期間を利用し、職員で読書会を行いました。
題材とした本は、本学校園に深く関わっていただいているピョートル・グジバチ氏(プロノイア・グループ株式会社CEO)の『心理的安全性の教科書』です。
参加者は事前に本を読み、感じたことをグループの中で話し合いました。
ありがたいことに、ピョートル氏と星野珠枝氏(プロノイア・グループ株式会社COO)が読書会に参加してくださったので、話し合ったことについてピョートル氏からフィードバックをいただき、さらにそこから議論を深めていきました。
「学級経営をどう評価するのか?」や「教員の仕事の生産性とは?」など、普段の職場では、話題に上がらないテーマで議論が白熱していました。
会が終了してからも、ピョートル氏との対話が盛り上がり、多くの気づきが得られていたようです。
以下は、参加した教員の声です。
- 心理的安全性の必要性を改めて感じることができました。「自分らしく生きる」という言葉が著書の中に多く出てきていましたが、子供達は「自分らしさとは?」と自分の長所を理解しておらず自分の短所に目を向けている。かくいう私も自分らしさや長所を理解していないなーと思いました。自分軸で生きることの難しさを実感しています。どうしたら自分軸で生きるのができるのか。また相手を思いやる気持ちとどう両立していけばいいのか考えて行きたいです。
- 学級経営をイメージしながら参加しました。学級目標や子どもへの声かけなど、普段していることが後押しされるような学びがありました。2学期はより個に目を向けたいと思います。また、教室で学ぶ意義について立ち返って考えたいと思います。
- 組織マネジメントは管理職の使命と考えていたましたが、組織運営について組織構成員と議論することは大変意義のあることだと思います。トップダウンの組織運営からボトムアップの組織運営への転換していきたいものです。