年長児たちが2回目の自然体験活動として、北谷の田んぼで田植えを行いました。この活動は、秋のもちつきに向けてもち米を育てる第一歩です。子どもたちは長靴を脱いで裸足になり、初めての田んぼに緊張しつつも、泥の感触を楽しみながら取り組んでいました。

田植えは、里山メイトやボランティアの方々に苗の植え方を教わりながら行いました。はじめはおそるおそる苗を手にしていた子どもたちも、少しずつコツをつかみ、「もっと植えたい!」と最後まで意欲的に活動する姿が見られました。泥に足を取られて転んでしまった子も、笑顔で「どろどろになった!」と楽しさを共有していました。

活動後には、田んぼの中にいるオタマジャクシやヤゴなどの小さな生き物を発見し、夢中になって観察する様子も見られました。子どもたちは「歩くと“ボフッ”って音がする!」と、自然の中での発見を面白がりながら田んぼという環境に親しんでいました。
今回の活動では、もち米を育てて自分たちでお餅をつくって食べるという目的を意識しながら、自然の中で体を動かし、自らの手で苗を植えるという体験を通じて、大きな達成感を得たようです。次の活動への期待も高まりました。
幼児の感想より
・田んぼに入るのはこわかったけど,入ったらおもしろかった。
・転んでどろどろになったよ。楽しかった!
・田んぼの中を歩くと「ボフッ」って音がしたよ。
里山メイトの感想より
・田植えはもち米を育ててお餅にするという目的をちゃんと意識して参加していた。
・汚れるのが苦手そうな子も「もっと植えたい」と頑張って植えていた。