本校の中学校第3学年では、「地域にある問題を見いだし、創造的な解決を目指そう」をテーマに、学校周辺エリアを対象としたプロジェクト活動を行っています。生徒たちは関心を持つメンバーごとにグループを組み、それぞれの課題解決に取り組んでいます。
犀川沿いのエリアを対象に活動を進めるグループは、金沢市清川町にある【自遊花人】を訪問し、金沢の伝統的な水引文化を持続可能にするための手立てを考えました。課題解決のためにアイデアを100個出す過程で、交通安全という別の課題に着目し、「水引×交通安全」をテーマに設定。水引を用いた反射グッズの制作に挑戦することになりました。
現在、生徒たちは反射材を自作して水引を光らせる工夫を施し、反射グッズ(キーホルダー)の制作を進めています。自遊花人の方々と打ち合わせを重ね、水引の作り方を学びながら、商品として販売する準備を進めています。制作や広報活動を含めた販売計画が進行中です。今後の展開が楽しみです。
以下は生徒の感想です。
・商品を作るのは私たちにとって初めての挑戦ですが、メンバーの強みを活かし、試行錯誤を重ねながら商品化を目指しています。失敗も多くありますが、それらを全て糧にし、成功するまで努力を続けます。
・私たちは初めての挑戦である水引と交通安全を掛け合わせた商品の開発を行っています。使ってくれる方々が少しでも私たちの商品で生活が豊かになればいいなと思いメンバー一人ひとりが心を込めて作り続けています。もうまもなく完成します。完成を楽しみにしていてください。