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クマ出没のため幼稚園で自然体験活動を行いました。

今回、クマ出没の危険性があることから夕日寺健民自然園を使うことができませんでした。そこで、第7回目は幼稚園の自然環境を使って行うことにしました。慣れ親しんだ園庭でどんな体験ができるのか楽しみにしていた子供たち。事前にインストラクターと相談しながら考えた活動は「カムフラージュ」「竹でつくる楽器」「串焼き芋」の3つ。当日子供たちはその中から自分がしたい活動を自分のタイミングで選びながら参加しました。「カムフラージュ」は,折り紙や画用紙,モールなどでつくったオリジナルの生き物を垣根にかくして見つけるという遊び。どの色で作ったらいいか,どこに隠すと見つかりにくいか、自然の色と比べたり、大きさを考えたりしながら楽しみました。「竹でつくる楽器」はノコギリやナタを使って作りました。竹を切る時には、友達と竹を押さえる役と切る役に分かれるなど,協力しながら作りました。「串焼き芋」は,焚き火用の燃えやすい木を園庭の様々な所から集めてきて,自分たちが育てたさつまいもを焼いて食べました。串を刺して焼け具合は自分で確かめます。「まだかな」と何度も刺して焼け具合を確かめていました。

以下は、幼児の感想です。

  • ノコギリを使うのは怖かったけど,やっていくうちに楽しくなった。
  • 黒色でつくった虫は見つけにくかった。
  • 初めて火を起こしてドキドキした。
  • うちわを縦に扇ぐと火が大きくなった。

以下は、教師・インストラクターの感想です。

  • 幼稚園の園庭でも見方を変えると新しい気付きがたくさんある。
  • (さつまいもが焼ける匂いがしてきた時に)いい匂いがしてくると子供たちも嬉しそうだね。
  • 芋が苦手だという子がおかわりもして食べていたので驚いた。自分たちで育てたものを自分たちで焼いて食べるという経験がよかったのだな。
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